覚悟できてたようで、できてなかったみたいです。
2023年6月16日、早川聖来ちゃんが卒業を発表しました。
整理できていません。気持ちを整理する為に書くというよりも、この悶々として、吐きそうで、身体は熱いけど心は死んでいて、なにもしたくないこのやるせない気持ちのまま、もう少し居たいです。それが今の正直な気持ちなので。前、向きたくないです。向けないです。
私はまだ、彼女の決断を心から尊重する気持ちにはなれなくて、全くなれなくて。他の人のように｢幸せでいてほしい｣とか｢出会えて良かった｣とか｢出会わないより良かった｣とか、そんな風には思えなくて。ただ込み上げてくるのは、｢嫌だ｣って気持ち、ただ、それだけです。第一に推しの幸せを願ってあげられるできたヲタクじゃなかったみたい。ごめんなさい、と続きそうだけどそんなん思ってない。今はそれでいいと思ってます。
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私、早川聖来ってまだまだイケると思ってて。卒業を告げたあのブログを読み終えてまず、なんで？って思いが大きかった。怒りとか憤りの方が強かった。大人に対してじゃなく聖来ちゃんに対して。なんでここで辞めちゃうの？って思った。ステージに立てば見ている人にパワーを与えられて、文章を書いて発信すれば沢山の人の心を打つことができるのに。貴女にはそんな力があるのに。まだこの先成し遂げていくべき、いったであろう夢があるのに。ねぇ、なんで？舞台から降りないでよ。この選択を"逃げ"だと思っていないから逃げないでとは微塵も思ってないけど、でも私はそんな貴女が憧れだったのきっと。ステージに上がることの怖さも、ライトを浴びて薄暗くひんやりとした景色から数多の視線を浴びることの怖さも、ここで失敗したら今までの自分が音を立てて崩れていくんじゃないかって思う怖さも、ほんの少しだけ知ってるから、自分にはそうやって出来ないから、そんな強くなかったから、だからこそ、あなたにはステージ上で輝いててほしかった。それを見ていたかった、きっとそうなんだと思う。早川聖来、もっとできるんやろ？なぁ？って思う。私の頑張る源でいてほしかった、クソみたいな毎日を頑張る理由でいてほしかった。ねぇ、居なくならないでよ。まだいてよ。
まだやり残したこと沢山ある、まだ聖来ちゃんに直接会ってない。ずっと出演者と観劇者だった。会って話すことさえ叶わねえのかよ、ダメなのかよ。もう画面上で笑顔を向けてもらうことも、｢とみくん｣って呼んでもらうことも、たまに｢とみちゃん｣になってたことも、｢とみ〜〜｣になることも、口元を抑えて大笑いしてくれることも、ポニーテールを見せてくれることも、ぎこちなくて敬語になることも、ねこパンチしながら入ったらねこパンチしながら待っててくれることも、日々の感謝を伝えられることも、この先ないのかよ。もう会えないなんて超辛え。ブログやトークが届いて急にタイムラインが活性化する感じもう無くなるんかな。どんだけ少ない文字数でｸｿﾃﾞｶ感情を表せれるかの大喜利みたいなのもないんかな。きっと同担はそろそろかもって勘づいてたしでもその現実と向き合いたくなくて目を逸らしてた、と思う。あの夏を経てなお戻る選択をした彼女がいま活動してくれている喜びだけをただひたすらに感じてた。もう少しだけはヲタクとあーだこーだ言い合えるって思ってた。覚悟できてたようで、できてなかった。辛い。早すぎる。
あくまで今は、だけど、聖来ちゃんを追いかけている中で色んなヲタクと出会えて、考えを知れて、色んなモノに巡り会って、心動かされて、働き始めがコロナ禍で孤独だったけどここまでなんやかんや生きてこれて、そういうの全部ひっくるめて "出会えてよかった" が勝ってる、と思う。こんなに辛いなら出会わなければ良かったって昨日は随分と思ったし、もう忘れてしまった方が楽なのでは？とさえ思ったけど。人間いつかは忘れると思ってる冷めた人間だけど、絶対すぐには忘れられなくて、それまでに聖来ちゃん今どうしてるんだろうとか、元気かなとか、ごはん食べてるかなとか、泣いてないかなとか、笑ってるかなとかって何千回も何万回も考えてしまうわけで。特にこんな形で居なくなっちゃうとさあ。じゃあさ、忘れてしまうまで一生辛くない？っていう。いつかこの先必ず、"出会えて良かった" を "出会えたからこそ苦しい" が追い越す日が来ない？って思ってて。そんなん辛いだけやん。ディスアドバンテージが今でかすぎるけど、生きてて楽しいの総量が生きてて辛いの総量を上回る日が来んのこれ？ねえ、
ここじゃない場所で好きなことをして好きな人に囲まれて、心安らかに心身健康な状態でしあわせになって欲しいって、そう心から願うことさえも難しいです今の私には。早川聖来ちゃんのことは大好きだけど、それと同じくらい乃木坂46の早川聖来ちゃんが好きで、心の底から羨ましいと思っていて、憧れで、かけがえのない人だったみたいです。乃木坂で輝いてるところ見ていたかった。大好きな人たちに囲まれてるところ見ていたかった。独占欲どうこうとかじゃなく、応援したい人だったら好きな人だったら、自分の見える範囲でしあわせになってほしいって思うじゃん。自分がその一助になりたいとかそんなんじゃなく、その報せをほしいって思うじゃん。それだけだったのに、それさえも。大人がどうとか先輩がどうとか、ほんまそんなんどうでもいい。9月には聖来ちゃんが居ないって事実だけ、ただそれだけなんですよ。
聖来ちゃんのことだからきっと、叶えたい夢や見たい景色があるんでしょ？まだ見せてよ、見ていたいよもっと。追いかけさせてくれよ。聖来ちゃんが喜んでいるところも、笑って跳ねているところも、ごはんを美味しそうに頬張っているところも見ていたいよ。仲良い子に｢聖来はめちゃくちゃお弁当食べる｣ってこと、この先もずっとバラされてほしいよ。せらずきっちん！の美味しそうな料理の写真、まだまだ欲しいよ。推しメンめちゃくちゃ食べるやんって思わせてよ。最初はだし巻き玉子がぐちゃぐちゃだったのに本当にお料理上手くなったなって思いたいよ。ぶり大根と焼きガレイを一緒に食べるってなんやねんって思わせてよ。工事中で弓木とThe関西人のリアクションがカメラに抜かれるところこの先も見ていたいよ。森田さんに｢いまんとこずっとお前らだけしゃべってんねん｣って制されるまで出しゃばりな聖来ちゃん見てたいよ。辛いよ。地獄かよ、ここが。"さくせら"がライブの度にイチャイチャしてるとこも見ていたいよ。聖来ちゃんの曲がった指が分かる写真欲しいよ。歯磨きせーらちゃんのフォルダ、この先も潤わせてよ。笑ったときに目が無くなるふにゃふにゃ笑顔の聖来ちゃん見たいよ。輝かしい日々の中でああ努力してるんだな大変そうだなって感じられる文章も写真もまだ見ていたいよ、それで頑張れたところあったもん。この先もうないなんて、嘘だよ。指先まで神経が通っていて、肩甲骨から手が生えてて、背筋が伸びてて立ち姿が美しくて、隙がなくて、楽曲の世界観とその時の心情を掛け合わせたような表情を含んだパフォーマンス見せてよ。脇に空間があってバレエ基礎の人だなって思わせてよ。『シンクロニシティ』で"あの円"の一部になってる聖来ちゃん、まだまだ見ていたいよ。それで感慨深い気持ちに浸りたいよ。『SingOut!』のセンターも、『命は美しい』の小ユニット選抜も、バレエ経験者ユニット企画も、『もしも心が透明なら』披露も、"かきまゆせーら"のユニット楽曲も、3人の表題フロントも、16人が揃った無敵の4期生も、全部ぜんぶ夢見させてくれよ。嫌だよ。これからも聖地巡礼できると思ってたよ。おんなじカチューシャもバケハもかぶらせてよ。これ食べたよって紹介してくれたものを探させてよ。あーこれ聖来ちゃんが食べたんかって思わせてよ。たったそれだけで特別なんだよ。ドリンクバーの機械の前で聖来ちゃんどれ飲んだかなってバカみたいにみんなで頭悩まさせてよ。そしていつかはその答え合わせさせてよ、辛いよ。笑ってる顔まだ見てたいよ。なんだよ、ここで終わりなのかよ。
ついこの間、｢おかえり｣って言ったばかりじゃん。演技がお芝居がやっぱり楽しいんじゃなかったのかよ、スマ落で成し遂げられなかった舞台の凱旋公演大阪でやるんじゃなかったのかよ、｢見守るだけじゃなく、一緒に歩んでいただけたら｣じゃなかったのかよ、逆境を跳ね除けてもっともっとこの世界で輝く人じゃなかったのかよ。見損なったよ、推しメン。
愛が足りひん人。かしこくて勇敢な人。たくさんの活力と頑張る動機をくれた人。かっこよかった人。この先もずっと応援してる人です、早川聖来ちゃん。
聖来ちゃん、卒業するみたい
そっかあ、
