こんにちは、とみです。
先日、舞台「フラガール - dance for smile -」千穐楽を観に行って参りました。
この記事は、1期生ライブの樋口日奈ちゃんに心を鷲掴みされ、シアターコクーンに降り立ったヲタクの備忘録です。また、
"フラガールがどれだけ素晴らしい作品か伝えたい!"
そんな立派な理由ではなく、ただ私の記憶力が皆無なので蒸発する前に閉じ込めておく為の備忘録でもあります(保険かけすぎポリス)。
寄り道しながら(広義)書きますが、よければ最後までお付き合いください。
(ブログタイトルは樋口日奈ちゃんが公式ブログで行っている"歌詞の一部をタイトルにする企画"の引用だったり)
きっかけ
思えば、この時からそんな予兆はあったのかもしれない。1期生ライブの開演20分前。
1期生で誰のRewindが見たいかって言われれば樋口日奈ちゃん https://t.co/fcxk02xXts
— とみ (@kmrZr___) 2021年3月29日
私が珍しく樋口日奈ちゃんの話をしている。未知のセトリに胸踊らせていたら、乃木坂全曲シャッフルで流れてきた"Rewindあの日"。樋口日奈ちゃんの憂いを帯びた表情にバチッと合う気がして脳内で踊ってもらっていた。ちなみに七瀬さんポジ。
いまでもセトリに文句の付けようがないくらい完璧だと思っている1期生ライブ、望んでいいなら少人数ユニットも見たかったな。あと"ありがちな恋愛"……(ずっと言ってる)
身体に異変を感じ始めたのはメンバープロデュース企画の"13日の金曜日"。センターのいくちゃん含めオリジナルのフリフリ衣装にみんな舞い上がったことでしょう。しかし樋口日奈ちゃんがまあーーーー私に刺さる。ぐさぐさ刺さる。黄色なんて着られちゃあ…………
オリメンなので元々黄色なんですけど、、いまのビジュで記念に生写真出しませんか運営さん。マネキンセーラーやロマスタ飛鳥ちゃん、欲望みなみちゃんに1日100枚ナンを食べる女役松村沙友理ちゃん。
……欲しいですね。
そして"命は美しい"
ひゃーーーーー…いま思い出しても惚れる。13金との落差にやられたのはもちろんある。が、それ以上にソロダンス含め圧巻のパフォーマンスを浴びた…(あとフロントに立っていたまあやのダンススキルにもびっくりした) ちょうど数日前に"真夏の全国ツアー2015in神宮"を観ていたのもあって、やっぱり命の衣装好きだな〜ははは〜〜なんて思っていたところにこれが来たので受け身とれずに背負い投げ一本負け予選敗退。
なんせこの衣装に青い照明が本当によく合う。あとスモークとSS。樋口日奈ちゃんは暖色の照明が合うイメージだったけど寒色もいけるんですか!!と謎の興奮をしちゃった。
サビ直前のピアノだけになる部分ではその青照明が消えて白照明だけに→顔を上げる樋口日奈ちゃんの微笑みという完璧な演出……(だった気がする) 欲を言えば、飛鳥ちゃんが踊ってるとこも観たかったぜ。
樋口日奈ちゃんが持つ艶やかさに、色気があるとかそういうのではない、もっと内々の強い生命力のようなものを感じて、それがまあグッッッと来て、(あれ?私フラガール行った方がいいな??いや、絶対観た方がいい……)と直感的に思ったのでした。ちょうど追加席を販売していたので即購入。これも巡り合わせかなと。
早川聖来ちゃんの時もそうでしたが、パフォーマンスでこういうのを見せつけられた時はもうダメらしい。セラミュ2019で落ちたヲタク。
(休めないしむしろ血が沸騰する)
東京
来てしまった。この行動力を別の何かに生かせば…云々は捨て置き、折角なので行きたかった場所を巡ることに。
仙台坂上
運悪く交通規制前でポリスがわんさかいたので2枚目は仙台坂下のもの。あまりに湧いていた(言い方)のでジェダイト???と何度疑ったことか。要リベンジ。
麻布氷川神社
原作に登場する火川神社のモデルとなった神社で火野レイ/早川聖来ちゃんのご実家。普段から鍛えてるので巫女姿の早川聖来ちゃんが見えてました。可愛かったです(?)
生写真と撮るというコテコテなヲタクムーブを初めてしましたが恥ずかしさが勝り胃もたれしたので3年はいいかな……聖来ちゃんの今後のご活躍とライブ当選祈願をしました。おみくじは大吉、 私的26thシングルヒット祈願即終了。
今年中にこの絵馬を拝めてよかったなと。20歳のよだせらを直接見る機会がほとんど無いまま終わりそうなのは残念ですね。
珉珉
前日の乃木坂工事中で真佑ちゃんが紹介していたので開店時間に来てみたら臨時休業とのこと……水餃子…………
観劇
さて、やっと本題のフラガール。
(写真は@rup_produceより)
感想はね、シンプルです、めちゃくちゃ良かったです。あとめちゃくちゃ泣いた。映画も井上小百合ちゃん主演のときも見ていなかったので初フラガールでしたが、約2時間半の公演に台詞も場面も、かのチョコミントアイスもびっくりのぎっしりさとボリュームで、かつ無駄が一切排除された洗練された美しさがありました(それっぽいこと言ってる)
個人的には舞台観るのが久しぶりで、喋って動いて歌って踊ってがすぐそこで繰り広げられていることに感動しましたね、、舞台特有の非現実へ没入していく感覚も懐かしかったしやっぱりナマモノだなあと。
まどか先生役の矢島舞美さん。
それまであまり存じ上げなかったですが、お顔がどどどタイプだったので℃-ute時代に出会わなくて良かったなと思った(?) 友人に話したことも忘れないでいたい(急に取り戻す備忘録のてい)
ハロプロヲタクにフラガールの矢島舞美さんが美しかったって話したらちゃんとMVまで宣伝してくるあたり仕事ができる……しかも開始5秒の振り向きまじでいい(ちゃんと見た)
— とみ (@kmrZr___) 2021年4月12日
℃-ute 『悲しき雨降り』 (MV) https://t.co/OhRreG6nq8 @YouTubeより
幕が上がってすぐ、上手前に出てきたセーラー姿の樋口日奈ちゃんにびっくりした、小さすぎて。
生でメンバーを見るのは昨年3月、舞台"スマホを落としただけなのに"(あ、6月に再演ありますのでよろしくお願いします)の早川聖来ちゃん以来だったので1年ぶりでしたがやっぱり乃木坂サイズ感が普通じゃない46。小柄だしめちゃくちゃ顔が小さいし。
というよりなんせ頭蓋が小さい(今日一番の大声) どの角度から見ても頭が丸くて小さくて綺麗。時代設定は昭和なのに令和の骨格をしていて笑ったけど、乃木坂ちゃん妖精だから仕方ないか〜で落ち着いた。
そしてやっぱり樋口日奈ちゃんは凄かった。中盤あたり幼馴染の早苗を送り出した紀美子(樋口日奈ちゃん)がソロで踊るシーンがあり、重責も悲しみも孤独も背負って、涙を浮かべながら一人踊る姿にこちらも涙涙涙……周りからすすり泣きが聞こえてくるくらい皆泣いてたし素敵なシーンだった。
そしてラストの、もう色々と超越してしまっていたソロダンス。
良かった、以上にどう表現すれば伝わるのか未だに分からなかったりする。超超抽象的に書くなら、"ことばが客席まで飛んできた"になるかもしれない。
少し難しい話になりますが、
舞踊は精神と情緒と身体とが一体となって表出するいわば身体表現であって、つまり舞踊も(狭い意味での)言語と一緒で"ことば(記号)"である、みたいな、超ざっくりというとそんな学があるんですがそれをお伝えした上で、樋口日奈ちゃんの最後のあのダンスはまさに"身体で描く文字"、肉体的な衝動やもっと奥底の心の衝動のようなものが"ことば"として浮き出てこちらにバシバシと飛んでくる、そんな感じ。(この辺りの舞踊学といわれるものは私もまだまだまだ浅いので気になった方は調べてみてください、きっと面白いです)
上で書いたように、"命は美しい"の樋口日奈ちゃんを見て生命力/芯の強さみたいなのを個人的に感じていたので、それが紀美子の強さと重なって見えたからこんなに刺さったのかな、と思ったり。
とにかく観に来てよかった、出会えてよかった〜というお話でした。
樋口日奈ちゃんありがとう、お疲れ様でした。
そして、その樋口日奈ちゃんをプロデュースしてくれた星野みなみちゃんにまじで感謝感激雨嵐。